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2019年02月20日(水)

※富山県内のニュースです。


  人ものがたり VoL.119 暮らしにあかりを灯したい

(2019年02月20日 18時22分)

 シリーズ人ものがたり。

 みなさんは一日のうちどのくらい火を使いますか?近年オール電化という家庭も増え、暮らしから火が消えつつある現代だからこそ『火とともに暮らす』良さを伝えようとキャンドルづくりに取り組む男性がいます。

 「木漏れ火が一番きれい火直接もいいんですけどこういう光り方がいい」高岡市内にある工房兼ショップ『RAMcandle』では色も形もさまざまな手作りのろうそくを販売しています。

 20日の主人公は高岡市出身のキャンドル作家PON(ぽん)さんです。

 PONさんが作るキャンドルは淡い色使いと絶妙なグラデーションが特徴。

 溶けたろうが内側に落ちて周りが焦げることがありません。

 芯と直径のバランスを調整し、およそ9年の歳月をかけてオリジナルの作り方を編みだしました。

 ろうそく作りを始めたのは23歳の時。

 友人の誕生日にプレゼントしたことがきっかけです。

 「プレゼントしたろうそくが火が途中で消える、ろうが溶けこぼれるもらったのはいいけどちょっと使いにくいねって言われたのがショックで」(PON(ぽん)

 さん)安心で安全な『ろうそく』でみんなの生活に灯り(あかり)を灯したいーキャンドル職人を目指し始めた頃は友人から「普通に働け」「夢を見るな」と言われ悔しい思いをしたといいます。

 「心が落ち込んだときもろうそくを見ていたらちょっと心が落ち着いたりとかイライラしていたのもどうでもいいやってなったりとか火というものに助けられている」(PONさん)

 店内にはろうそくだけでなく奥さんのつーさんが手作りした花束やブーケなども販売されています。

 このようにいつも夫婦で机を並べて作業をしています。

 「別に目を合わせなくても阿吽の呼吸じゃないですけど見えないところでも何をしているのかは分かっている」(奥さんつーさん)

 (絶妙なコンビネーションで?)「そう気は楽に楽しくやってます」(つーさん)

 「娘とよく一緒にやるんですよそれがたまらない」(PONさん)

 近年、オール電化の家庭が増え、普段火をほとんど使わない人も多い中、PONさんはろうそくの火の安らぎを伝えていくことが必要だと考えています。

 「火というものは残していかないとだめだと思うから僕たちがこどもとかに安全な火の使い方とか正しい火遊びの仕方っていうのを教えてあげるのが大事なんじゃないかなって思って」(PONさん)

 そんなPONさんの思いを広めようと富山市の21日なろ小児歯科医院では週に1回、ろうそく作りのワークショップを行っています。

 このワークショップは子どもにも親しみやすいようにPONさんの奥さんが担当。

 テーマは、『火育(ひいく)』です。

 このワークショップで初めてろうそくに触る子どもも多いといいます。

 「たのしい」(こども)

 「火を家で使うことはほとんどない誕生日にろうそくで火消すくらい」(保護者)

 こうした地道な活動をしながら最近では野外の音楽フェスティバルや結婚式などの演出も手がけるようになりました。

 「このイベントは黒部であったホットフィールドっていうイベントで去年から地元の流木作家と一緒に会場を作ったりとかテント屋と会場を作ったりとかやっとチームが出来るようになって続けてきてよかったなやってきてよかったと」(PONさん)

 もっと多くの人に火の安らぎを。

 PONさんの夢はまだまだ広がります。

 「ろうそくの揺らぎってものをほんとに心にいいんだよっていうことを広める活動は今後もずっと続けていかないとなと思うし火を教えるっていうことを伝えていく残すっていうことも僕らがやっていかないとと思うんで」(PONさん)

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